あなたとウエディングプランナーの相性は?
結婚式を執り行うために主役の新郎新婦はもちろん、一緒に結婚式を作り上げていく「ウエディングプランナー」は欠かせない存在です。
結婚式を成功させるためにも打ち合わせ中は自分達の希望をしっかり伝え、プランナーと信頼関係を築いていきたいですよね。
ただ実際に打ち合わせをしている際に、こんなことを思ったことはありませんか?
✔︎「こちらの要望きちんと伝わっているのかな、、。」
✔︎「先週も同じこと言ったのに、、。」
✔︎「なんだか本音を言いづらいな、、。」
一見些細な不安に見えますが、約3ヶ月〜6ヶ月程度の打ち合わせ期間で蓄積され 最終的には大きなわだかまりを抱えたまま結婚式当日を迎える ケースも少なくありません。
ではプランナーとの信頼関係を築いていくにはどうすればいいのか?
そこで今回は 結婚式を成功させるために大切な「プランナーとの信頼関係」について元プランナー目線で解説していきます!
この記事は
・プランナーと相性が合わなくて不安な気持ちがある ・プランナーと信頼関係を築くための方法が知りたい ・プランナー変更ってあり?
そんな悩みを抱えている新郎新婦にぜひ読んでいただきたい記事になっているので、参考にしてみてください!
わだかまりなく結婚式当日を迎えましょう♪
プランナーと信頼関係を築く方法
そもそもウエディングプランナーという仕事をしている以上、プランナーは感じの良い雰囲気・人柄であることはもちろん、どんな新郎新婦にも合わせることができるような人であるべき、またはその努力をするべきだと私は思っています。
逆にプランナーからそんな雰囲気を感じない時は、式場見学を続けて自分達に合うプランナー探しをしてみても良いかもしれません!
そして基本的にプランナーは 新郎新婦の意見を汲み取り、結婚式を一緒に作り上げていくためにも 「新郎新婦と仲良くなりたい」と思っています。
しかし、プランナーも「人」なのです。
接客をしている上で新郎新婦からこんなことを感じる時もあります。
✔︎「(プランナーの方が) 年下だからといって威圧的な態度だな」
✔︎「どんなことでもクレームとして言ってくる」
✔︎「仲良くなりたい、信頼関係を築きたいという雰囲気を感じない」
プランナーでなくともこんな風に言われたり思われたりするのは「人」として嬉しいことではありませんよね。
今回はそれをふまえた上で信頼関係を築くための3つの方法をご紹介していきます。
① 自然体・素直に接する
まずは「自然体・素直でいること」です。
プランナーも接客業ですから、たくさんのお客様と出会ってきています。
実際に私の場合は、新郎新婦の職業や兄弟構成でもなんとなく性格・考え方などに傾向があるなと感じるようになってきました。
※もちろん新郎新婦によって違います
そしてプランナーは平均年齢の若い職業なので、プランナーの方が新郎新婦より年下というのもよくあるケース。
そのような時に
「安くできるか上の人に確認してきて!」
「(式場的に難しいことに対して)なんでできないの?」
このように威圧的なことが重なると、プランナーからの印象は「自分(式場)を見下しているわがままな新郎新婦」になってしまうのです。
そうならないためにも打ち合わせをしているときは、
・年齢関係なくいつも通りの二人でいること
・プランナーからの返答(提案)などを一度素直に聞いてみる、またはその姿勢をもつようにしてみる
このようなことに気を付けていれば、信頼関係を築いていくための第一歩になりますよ!
② クレームではなく「質問」で伝える
次に「クレームではなく質問で伝えること」 です。
打ち合わせの中でプランナーに対して ちょっとの誤解 や 不安な気持ち は誰にでもあること。
そんな時に我慢して終わりにしていませんか?
一生に一度で「自分自身」の結婚式にお金も時間もかけているのに、プランナーに遠慮して不安に思っていることも言えないようでは元も子もありません。
そしてプランナー側も気になったことは教えてほしいと思っているので、些細なことでも伝えて大丈夫なんです!
言っちゃってください!
ただ、その際には伝え方に注意することが必要です。
怒りのまま、不安な気持ちのままに 伝えるのではなく「質問」で聞いてみると格段にプランナーとの信頼関係が良くなりますよ◎
NG例
「前から思っていたんですけど、この式場の対応どうなっているんですか?!」
OK例
「今回の○○の部分が不安なんですけど、もう少し詳しく説明していただいても良いですか?」
・些細なことでもプランナーに伝えること
・我慢してクレームで伝えるのではなく、気になったタイミングで質問をして解決していくこと
このようにして心地良い打ち合わせの空気感を作りましょう◎
③ 仲良くなる努力する
最後に「プランナーと仲良くなる努力をすること」です。
初めに「プランナーはどんな新郎新婦にも合わせられる人であるべきだ」と言いましたが、私が思う例外のパターンが 仲良くなろうとしない新郎新婦 に対してです。
ちなみに仲良くなるということは、決して友達のように接するというわけではありません。
例えば
✔︎ そもそも会話をしない
✔︎ 自身の結婚式なのにどこか他人事
✔︎ ぶっきらぼうな態度
このような状況では、最後まで一緒に結婚式を作り上げていくプランナーとお客様なのに仲の良い関係性(=お互いに敬意を持った関係性) を築くことは難しいですよね。
プランナーも「人」です。
仲良くなろうとしていない新郎新婦、またその努力も見えない新郎新婦の気持ちは しっかりとプランナーに伝わっているでしょう。
そんなことでは信頼関係を築く以前の問題で、プランナーから「この二人の結婚式、なんとなく嫌だな」と思われてしまいます。
そうならないためにも、
・プランナーと会話をし コミュニケーションをとること
・ぶっきらぼうな態度を取らないこと
逆に仲良くなろうとしてくれている新郎新婦はすぐにわかるので、もし自分が「人見知りだな」と思う方は 初めからそれを伝えておくと良い関係づくりがスタートできます◎
どうしても相性が合わない時は?
① プランナー変更ってして大丈夫?
プランナーと信頼関係を築く3つの方法を試してみて、それでも
連絡不足など不安を感じることが多い、、、
結婚式への温度感が合わない、、、
「もう、何を試してみてもどうしてもプランナーと波長が合わない!」
と思う方もいるでしょう。
そんな時に頭によぎる対処法として プランナー変更 があります。
そして新郎新婦から依頼するプランナー変更は決してダメなことではありません。
ただプランナー変更をする前に振り返ってほしいこと や 変更するにあたって相談する手順 などを間違えてしまうと、新しいプランナーになってもわだかまりが消えないまま結婚式を迎えかねないので注意しながら進めていく必要があります。
② 変更する前に振り返ってほしいこと
ここからはプランナー変更を相談する前に振り返ってほしいことです。
きっと何かのきっかけで、不満が爆発してしまうと今すぐにでもプランナー変更してほしい!という気持ちになることもあると思います。
ただその前に、自分達にも悪いところがなかったか一度だけで良いので振り返ってみてください。
先程も話したようにプランナーと新郎新婦はお互いに敬意を持っている関係でないとうまくいかないものです。
ここで一度振り返ることで、今後新しいプランナーに変わってから信頼関係を築くための心の準備になりますよ。
・打ち合わせの時間や提出物の期限を守っていたか
・新郎新婦の間で情報共有ができていたか
・確認事項の伝達をしっかりおこなっていたか
・プランナー個人に過剰な不信感を抱いていなかったか
また、振り返る時に1人で考えるのではなく、新郎新婦2人揃って考えることも大切なポイントです。
③ プランナー変更 相談の手順
最後にプランナー変更の相談手順です。
相談の際は、蓄積された不満の気持ちのままに相談するのではなく、具体的にどんなことが不安なのか・不満なのかを冷静に伝えることが大切です。
そして相談の相手でいきなり支配人や責任者を呼び出すことはあまりオススメできません。
やはり実際に打ち合わせ状況などを詳しく把握しているのは 現場のプランナーやヘアメイクスタッフ、衣装のコーディネーターになるので、話の内容によっては要望がうまく伝わらないケースも考えられるからです。
また、責任者を呼び出したからといって新しいプランナーを今すぐに呼び出せるというわけではありません。
大前提、挙式日を担当できるかなど様々な確認を経て新しくプランナーが決まります。
そこでここでは、プランナー変更をする場合の手順例を解説していきます。
① 別のスタッフに軽く相談 契約担当のスタッフ 衣装コーディネーター ヘアメイクスタッフに相談してみる ② プランナー変更についての相談日を決める ある程度の内容は別のスタッフに伝えておくことがベスト ③ 直接 支配人や責任者と話す 事前に別のスタッフに相談しておくことで、式場側も準備や確認を進めることができます その後責任者と話すとスムーズに進むことが多いです ④ 新しいプランナーの決定
このやり方で必ずしもうまくいくというわけではありませんが、実際に筆者がプランナーとして働いていた時の経験から感じる プランナー変更までの一例 をご紹介させていただきました。
プランナーとの相性に悩んでいる方のご参考程度にご覧いただければ嬉しいです。
【ぶっちゃけ】元プランナーの本音
さぁ、ここまで
・プランナーとの相性
・信頼関係を築く3つの方法
・どうしても相性が合わない時の対処法
・プランナー変更について
解説してきました。
ぶっちゃけプランナーの本音、気になりませんか?
あくまでも客観的に解説してきた私ですが、私自身はお客様に恵まれプランナー変更を受けたことがありません。
ただプランナー変更してほしいという相談や、実際に変更したお客様が式場内にいたことはありますし、ウエディングプランナーとして働いていればそういう場面に遭遇するのも珍しくないと思います。
そんな場面を経験して、もし私がプランナー変更してほしいと言われたときの気持ち(本音)を想像すると
✔︎ まず申し訳ない気持ち
✔︎ 次回来店した時に挨拶していいのか分からない
✔︎ もちろん気まずさも感じる
✔︎ 「人」と「人」だから相性があるのは仕方ないこと
こんなことが浮かんできます。
※もちろんお客様や内容によって変わると思いますが
まずは新郎新婦にとって相性の良いプランナーになれなくて申し訳ないという気持ちがあり、そしてしっかりと落ち込むと思います(笑)
そしてその経験を 個人でも式場でも活かして、より良いウエディングプランナー・結婚式場になっていくしかないと感じることでしょう。
ただ、理不尽なことや過剰な怒りでプランナー変更を受けるような時は 正直プランナーとしても人としても嫌な気持ちになるのは間違いないと思います。
まとめ
いかがでしたか?
ウエディングプランナーとの相性について、元プランナー目線でまとめてみました。
たかが相性、されど相性です。
プランナーも新郎新婦のお二人もお互い「人」同士、相性が合わないこともあると思いますが
まずは信頼関係を築こうとする努力から。
そして遠慮しすぎないこと。
お二人にとってかけがえのない結婚式が、そしてプランナーが大切な存在になることを願っています。
そしてプランナーと最高の結婚式を迎えてくださいね!
最後までお読み頂きありがとうございました。
それでは!
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