結婚式の演出「ビールサーブ」飲めない人も楽しめる方法とは?
結婚式で、お酒好きな2人とゲストの定番演出といえば「ビールサーブ」ですよね。
▶︎ビールサーブとは?
ビール樽を担ぎ、ゲストへお酒を振る舞いながらテーブルラウンドする演出のこと。 再入場で新郎がビール樽をかついで入場するシーンが見どころ。
披露宴でビールサーブをする予定の新郎新婦の中には、
「お酒が飲めないゲストはどうすればいい?」
「楽しめるかな?」
と、頭を悩ませることもあるはず。
いくらお酒好きなゲストが多いからといって、忘れてはいけないのが飲めないゲストへの配慮ですよね。
そこでこの記事では、元ウエディングプランナーの筆者が ビールサーブで飲めないゲストも楽しめる解決策をご紹介したいと思います。
✔︎ 飲めないゲストへ配慮したい
✔︎ ビールサーブの注意点を知りたい
ぜひ参考にしてみてください!
ビールサーブで飲めないゲストも楽しめる方法
まずは、お酒が飲めないゲストもビールサーブで楽しんでもらうための、具体的な方法をご紹介していきます。
01 瓶のドリンクを用意する
飲めないゲストも一緒に楽しめるよう、ノンアルコールドリンク(ソフトドリンク)を用意する方法です。
その中でも瓶のドリンクは見た目が可愛いのはもちろん、配りやすく、お酒好きな2人らしい雰囲気も残せるのでとてもオススメ!
02 おつまみとお菓子を用意する
おつまみ以外にお菓子を用意して解決!
ちなみに 担ぐビール樽の重さは10kg程度でかなり重いので、基本的にお酒を注ぐのは新郎の役目。
新婦はブーケの代わりにおつまみカゴを持ってラウンドしてみるのもお酒好きらしくて良いですよね。
そこにチョコレートやマカロンなどのお洒落なお菓子も入れてラウンドしましょう。
お菓子ならその場で食べても良し、持ち帰っても良し、どちらでもゲストが楽しめるのでオススメです◎
03 写真を撮りながらラウンドする
ビールサーブと一緒に写真撮影タイムで解決!
ビールサーブは人数によって全員に注ぐことが難しい演出です。
目安としては1テーブル1〜2名の代表に参加してもらうイメージ。
プランナーの間でテーブルラウンドは「1卓1分」と言われています。 例えば10卓あれば10〜15分 15卓以上の場合は動きにくさもあるので20分程度必要です。
人数が多い場合や他にも演出がある場合は、ビールサーブ後に写真撮影の時間が充分に取れない可能性もあります。
そんな時はビールサーブでテーブルラウンドしている間に写真撮影も行いましょう。
お酒が飲めないゲストも2人と話したり、写真を撮ることで楽しんでもらうことができます♪
04 思い切ってレモンサワーにする
ビールが苦手なゲストが多い場合におすすめ! レモンサワーサーブ で解決!
なかなかレアなケースだとは思いますが、私が担当した結婚式の演出でとっても盛り上がった演出だったのでご紹介しておきます♪
》レモンサワーサーブって何?やり方 解説
ビールサーブの注意点と対処法
実はビールサーブを行う上で、お酒が飲めないゲストへの配慮の他にも注意するべきポイントがいくつかあります。
ここでは元プランナーの私が実際に打ち合わせで案内していた注意事項をご紹介!
01 卓の代表ゲストに注ぐ
まずは、基本的に全員ではなく卓の代表ゲストにビールを注ぐということです。
ビールサーブの演出を取り入れるとなるべく全員にサーブしてまわりたい!という気持ちもとてもよく分かります。
しかし1人30秒だったとして70名のゲストが参列していた場合どうでしょうか?
30秒 × 70 = 2100秒 = 35分
テーブル移動する時間を合わせれば40分!!
イメージとしてはお色直し入場してからビールサーブが完了して一呼吸後、結びです。
勿体なさすぎる!
忙しい披露宴にならないようビールサーブは卓の代表1〜2名にしましょう◎
02 男性陣の盛り上がりすぎに注意
2つ目は、男性陣の盛り上がりすぎに注意するということです。
結婚式では主に、新郎側の会社関係や友人ゲストがお酒好きなケースが多いです。
久しぶりに会って盛り上がりすぎたり お世話になっている上司と話しすぎてしまうと、新婦側のゲストが待ちくたびれてしまうことも考えられます。
主賓→新婦側ゲスト→新郎側ゲスト の順でラウンドすることがおすすめ!
03 テーブルの間隔は広めに
3つ目は、テーブル同士の間隔をできるだけ広めにとることです。
人数が多い時にはテーブル数も多くなるので歩きにくくなります。新郎は重いビール樽を担いで歩き、新婦はドレスにハイヒールなのでいつも以上に歩きにくいでしょう。
※ちなみに 新郎はジャケットを脱いでベストスタイルがおすすめです◎
さらにテーブル間隔が狭いとゲストにぶつかってドリンクを衣装にこぼしてしまう可能性もあります。
テーブル同士の間隔は広くとりましょう。
ビールサーブをする予定で、人数も多いのであれば広めな披露宴会場を契約しましょう。
04 注ぎ方の練習必須!
最後に、ビアショルダーで注ぎ方の練習は必須 です!
ビールサーバーなら使ったことがある!という新郎さんこそ注意が必要。歩きながらのビールサーブなので泡を捨てられないのが一番の難しいポイント!
私がプランナーだったときは入場前に実際に新郎にビアショルダーを背負ってもらい、会場キャプテンから使い方の説明をしていました。
ゲストの衣装を汚さないようにするためにも、ぶっつけ本番はおすすめできません。
入場前にビールサーブのリハーサルを必ず行いましょう!
まとめ
ビールサーブで飲めないゲストも楽しめる方法(解決策)
✔︎ 瓶のドリンクを用意する
✔︎ おつまみとお菓子を用意する
✔︎ 写真を撮りながらラウンドする
✔︎ 思い切ってレモンサワーにする
お酒好きなふたりなら、結婚式にビールサーブを取り入れることで、オリジナリティある演出が叶いますよ!
ただ、お酒が飲めないゲストにも配慮しながら、みんなが楽しめる演出にすることを忘れないようにしましょう。
この記事が、ビールサーブを取り入れようか迷っている二人に、少しでも参考にしていただければ嬉しいです◎
お酒好きな2人らしい素敵な結婚式になることを願っています♪
最後までお読み頂きありがとうございました。
それでは!
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